2月も最後の週となりました。
この時期になると小学6年生の中には、中学入学準備で英語と数学を始めます。
先週末、初めて入学準備組を担当しました。
英語はアルファベット、数学は正の数と負の数から始めます。
英語では、アルファベットの文字とその文字が表す音を覚え、簡単な単語を交えつつ
進めていきます。
でも、ローマ字読みと混乱するようでなかなか難しいです。
昔から思っているんだけど小学国語教育にローマ字は必要なんだろうか?
教えるならせめてアルファベット
V/W/Zの読みは、
ブイ/ダブル/ゼットというのはやめて欲しいわ。
子供が悩んぢゃう(;^_^A アセアセ…
小学校の英語教育に諸手を挙げて賛成とは言わないけど、下手に役に立たないローマ字
やらせるくらいなら、やっぱり英語の方が良いと思う。
(それよりももっと国語と算数に時間を割いてやった方が・・・)
数学は「負の数」自体がピンとこないようですね。
数単体だとわかるのですが、「5-8=」とか出ると『引けません』となります。
これは小学生らしい素直な解答ですね。
中学入学まで1ヶ月程だけど、実際に授業が始まるまでは約8週間あるんだよね。
個人差があっても授業が始まる頃にはそれなりに進むことができる。
それって、本当に本人にプラスになるんだろうか?
授業に対する不安を取り除くことはできるかも知れない。
でも当然学校ではABCから始める。
もう既に知っている(しかも非常に簡単な)事を習うことほど退屈なモノはない。
たちまち授業がつまらなく感じてしまう。
さらに1・2年経つと「塾で聞くからいいや」と学校の授業を殆ど聞いていないと言う
強者が出てくる。
全員がそうなるって言うワケじゃないけど、親の気持ちとは裏腹に・・・というのが
現状なのかなぁ。
この入学準備の為に週2・3回通っている子なんかを見ていると、そうまでして勉強しないで
残りの小学校生活をエンジョイした方がいいんじゃないかなぁ・・・と思ってしまう。
PR